循環器内科|【公式】東船橋病院|千葉県船橋市高根台の内科・脳神経外科・脊椎脊髄外科・消化器外科

〒274-0065 千葉県船橋市高根台4丁目29−1

047-468-0011

循環器内科

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循環器内科について

循環器内科イメージ写真

循環器内科では、高血圧症 狭心症・心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、不整脈などの心臓の病気に幅広く対応しています。
循環器疾患の原因としては、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙などがあります。
予防医学の観点からも早期発見・総合的診断・定期的診察を行うことが大切です。
当院では循環器疾患の予防と早期発見、診断と治療、慢性期における再発防止など、提携医療機関との充実した医療体制のもと行っております。
気軽に相談できる“循環器のかかりつけ医”としてお役に立てましたら幸いです。
当院では心筋梗塞および狭心症に対する心臓カテーテル検査および治療は対応できませんのでご了承ください。

循環器の症状と疾患

循環器疾患に関して専門的な診療を行っております。

このような症状やお悩みがある方はご相談ください

  • 胸が痛い、苦しい、胸を締めつけられる感じがする、胸に圧迫感がある
  • 階段や坂道を上ると胸が苦しくなる、最近息切れがひどくなった
  • 夜間や早朝に胸が痛む、苦しくなる
  • 夜、横になって寝ると息苦しい
  • 動悸がする、脈が速い、脈が遅い、脈が乱れたりとんだりする
  • 血圧が高く、薬を服用してもなかなか下がらない
  • 階段や坂道を上るとふくらはぎが痛くなる
  • 足のむくみが気になる、夜中に足が攣る
  • 健康診断で心電図の異常を指摘された
  • 高血圧や糖尿病、LDL(悪玉)コレステロールが高くて動脈硬化が心配
  • 家族や親類に心臓病の人がいて遺伝が心配

日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。

循環器の主な病気

高血圧

日本高血圧学会では上の血圧である収縮期血圧(心臓が収縮したときの血圧)が140mmHg以上、または下の血圧である拡張期血圧(拡張したときの血圧)が90mmHg以上を高血圧としています。そのまま高血圧の状態にしておくと脳や心臓の血管が動脈硬化を起こし、脳卒中や心臓病、腎臓病などの重大な病気を発症する危険性が高まります。日本人の高血圧の約8~9割が本態性高血圧(原因をひとつに定めることのできない高血圧)で、遺伝的素因(体質)や食塩の過剰摂取、肥満など様々な要因が組み合わさって発症します。中年以降にみられ、食生活を中心とした生活習慣の改善が予防・治療に非常に大切です。

狭心症

狭心症とは「胸が締めつけられるように痛くなる」という症状がみられます。痛みの特徴としては圧迫感や絞扼(こうやく)感などがあり、前胸部、みぞおち、肩、頸などに生じます。歯やのどが痛むケースもあります。これらの症状が狭心症の特徴的な症状です。
狭心症には安静にしていても持続する狭心症状が出現する不安定狭心症・重いものを持ち上げたり、坂道を歩いたりすると狭心症症状が出現するが、安静にするとか消失する労作性狭心症・夜、就眠中、明け方に胸が苦しく押さえつけられたような発作が起こる冠攣縮(れんしゅく)性狭心症

冠攣縮(れんしゅく)性狭心症

安静時狭心症は、夜、就眠中、明け方に胸が苦しく押さえつけられたような発作が起こります。多くの場合、冠動脈が一過性に痙攣(けいれん)を起こして収縮し、血流が一時的に途絶えるために生じると考えられています。冠攣縮性狭心症ともいいます。痛みの性質や部位などは労作性狭心症と同様です。冠動脈の攣縮(痙攣性の収縮)も、動脈硬化の進行過程にみられる現象と考えられています。
このような症状がある場合、早めに検査を受けることが大切です。

労作性狭心症

労作性狭心症は「階段を上ると胸が締めつけられるように痛くなる」、「重いものを持ち上げたり、坂道を歩いたりすると胸が苦しく痛む、安静にすると楽になる」という症状がみられます。痛みの特徴としては圧迫感や絞扼(こうやく)感などがあり、前胸部、みぞおち、肩、頸などに生じます。歯やのどが痛むケースもあります。痛みは多くの場合、数分までです。このような症状があり場合、多くは心臓の冠動脈が動脈硬化などによって狭くなっており(冠動脈狭窄)、心筋(心臓壁を構成する筋肉)に送られる血液量が不足し、心筋が酸素不足となります。このときの痛みが狭心痛です。
このような症状がある場合は、症状の把握がもっとも大切であります。心電図、血液検査、心エコーも有用である。当院では冠動脈CT検査が近い将来可能になります。これらの総合判断で必要に応じて提携医療機関に速やかにご紹介します。

不安定狭心症

安静時にも胸部圧迫感が出現すること、胸部症状の持続時間が比較的長い(20分以上)というような状態、労作時の胸部圧迫感がみられるようになり、軽い労作でもみられるように変化しその頻度が徐々に増加している状態は不安定狭心症が強く疑われます。放置しておくと急性心筋梗塞に移行する可能性が極めて高い病気です。このような場合は、至急救急車を呼んでください。内科的治療は冠動脈内に詰まった血栓をバルーンが先端についたカテーテル(細い管)を血管内に挿入し、詰まった部分を拡げたり、再閉塞を防ぐためにステント(筒状の金網)を血管内に留置したりするインターベンション治療があります。当院では行っておりませんが提携医療機関に速やかにご紹介します。

心筋梗塞

心筋梗塞とは、動脈硬化が進行して冠動脈にできていたプラーク(血液中のコレステロールや脂肪からできた粥状の物質)が冠動脈を塞いでしまい、心筋に血液が完全に行かなくなり、心筋が壊死した状態をいいます。突然、胸が焼けるように重苦しくなり、締め付けられ押しつぶされるような症状が現れます。冷や汗が出たり、吐き気があったりすることもあります。この発作は長く続き数時間に及ぶこともあります。このような場合は、至急救急車を呼んでください。内科的治療は冠動脈内に詰まった血栓をバルーンが先端についたカテーテル(細い管)を血管内に挿入し、詰まった部分を拡げたり、再閉塞を防ぐためにステント(筒状の金網)を血管内に留置したりするインターベンション治療があります。当院では行っておりませんが提携医療機関に速やかにご紹介します。

心臓弁膜症

心臓弁膜症とは心臓にある弁に障害が起き、本来の機能や役割を果たせなくなった状態をいいます。大きく分けて、弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる「狭窄」と、弁の閉じ方が不完全なために血流が逆流してしまう「閉鎖不全」があります。
典型的な症状は、息切れ、胸の痛みや違和感、めまい、意識を失う、疲れやすいなどがありますが、心臓弁膜症に特有なものはありません。症状があっても加齢に伴う体の変化に似ていることから、見逃されがちです。
「健康診断などで心雑音が指摘された」、「心エコー図検査で心臓弁の異常を指摘された」という場合には、一度当院専門医の受診をお勧めします。

心不全

心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしていますが、心筋梗塞や心臓弁膜症、心筋炎など様々な心臓の病気によって、このポンプの働きに障害が生じ、色々な症状を引き起こしている状態をいいます。「急性心不全」と「慢性心不全」に分けられ、急性心不全は、短期間で激しい呼吸困難などの症状が現れることから、一刻を争う急激な病状の悪化の可能性があり重症の場合は、命を失う危険性が高くなり入院加療が必要になります。一方、慢性心不全は、ちょっとした動作でも動悸や息切れがしたり、疲れやすくなったりします。咳や痰が止まらない、むくみが出るといった症状が現れることもあります。慢性心不全は生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)との関連性が高く、高齢になるほど発症する方が増えてくる傾向があり、定期的に外来通院していただき、検査とお薬の内服がメインになります。当院では専門医が症状に合わせて適切な治療方法を選択して行きます。

不整脈

不整脈は病名ではなく病態の総称で、心臓の電気的興奮のリズムが異常になった状態をいいます。不整脈は治療の必要のないものから危険なものまで様々です。不整脈は健康成人では一般的で、不整脈がありながらご自身で気付かず、身体検査などではじめて不整脈を指摘される方もいます。大きく分けて脈が速くなる頻脈性不整脈、脈が遅くなる徐脈性不整脈があります。徐脈性不整脈において失神、めまい、息切れ等の症状が強い場合には、失神により生命に危険を及ぼす可能性が高いため、予防的にペースメーカー移植術が必要であり当院で対応いたします。不整脈によっては心不全や失神発作を起こしたり、脳梗塞を併発したりするものもあります。原因検索のために植込み型心電図記録計(insertable cardiac monitoring system: ICM)を開始し原因検索に努めております。不整脈を指摘されたときや脈の不整、激しい動悸を感じたときは当院専門医の受診をお勧めします。放置しておいてもよい不整脈なのか、危険な不整脈に発展するものかなど適切な治療方法を説明させていただきます。

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