回復期リハビリテーション|【公式】東船橋病院|千葉県船橋市高根台の内科・脳神経外科・脊椎脊髄外科・消化器外科

〒274-0065 千葉県船橋市高根台4丁目29−1

047-468-0011

回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション|【公式】東船橋病院|千葉県船橋市高根台の内科・脳神経外科・脊椎脊髄外科・消化器外科

当院リハビリテーション科の特徴

急性期、回復期、在宅に至るまで一貫したサービスの提供

病気や怪我をするとまず「急性期」という疾患の治療に重きをおいた病棟に入院することになります。その後疾患の状態が落ち着いた後もリハビリテーションが必要であれば、リハビリテーションを中心に行う「回復期」に転院することが一般的です。
しかし当院では、急性期・回復期のどちらの病棟もあるため一貫したリハビリテーションの提供が可能となります。また退院後も通院で実施する外来リハビリテーション、介護保険を用いて行う通所リハビリテーション、在宅で行う訪問リハビリテーションなども提供しています。

3つのリハビリテーション

リハビリテーションは「理学療法」「作業療法」「言語聴覚療法」の3つに分けられます。

理学療法
「歩く」、「立つ」といった基本的な動作のリハビリを中心に行います。
作業療法
「着替える」、「トイレに行く」などの日常生活動作の練習を中心に、生活の質を向上させることを目標にリハビリを行います。
言語聴覚療法
食事の飲み込みができなくなった方へのリハビリや、脳卒中などで言葉を話すことができなくなった方にリハビリを行います。

また作業療法、言語聴覚療法は高次脳機能障害と呼ばれる脳神経系の病気でみられる病態にたいしてのリハビリも行います。

これら3つの専門性をもったリハビリテーションを患者さんに合わせて提供いたします。

スタッフ紹介

  • 理学療法士 38名
  • 作業療法士 20名
  • 言語聴覚士 11名
  • リハビリ助手 1名

鍋丁 雅史
(言語聴覚士 リハビリテーション科 課長)

当院の言語リハビリでは、言葉の理解や発話に障害が出る失語症や発話が障害される構音障害、注意や記憶など高次脳機能が障害された方に適切なアプローチを行い、コミュニケーション能力の改善を目標とします。
また言語リハビリでは、飲み込みに関係する口唇や舌の動きなどを改善するリハビリ、実際に飲食物を使ってリハビリを行い、食べる機能の改善を目指します。
どちらも患者さんと一緒になって継続的にリハビリを行っていきます。

宇佐美 太一・成毛 修平
(理学療法士 リハビリテーション科 課長補佐)

当院の理学療法は、脳の病気や骨折などで立ち・座り・歩くなどが困難になる運動障害に対して、運動療法を行い改善を目指します。
そのほか、退院に向けて家屋の調査を行い、患者さんに必要なサービスの提案をし、快適な日常生活を送れるよう環境を整えるサポートをさせていただきます。

金子 涼香
(作業療法士 主任)

当院の作業療法は、脳の病気や骨折などで起こる上肢の運動障害に、必要な運動療法を行って改善を目指します。また日常生活動作(食事、トイレ、更衣、入浴)や家事動作が困難になる患者さんにリハビリを行うとともに、環境整備も行って生活がしやすくなるようにサポートしていきます。

リハビリテーションの流れ

1

評価

患者さん一人一人の状態を評価して問題点を明確化します。
同じ病気であっても患者さんそれぞれの身体機能(運動麻痺、筋力低下、痛み、痺れ、感覚障害など)や家庭状況は異なり、必要なリハビリテーションは変わってきます。
今その患者さんに必要なリハビリテーションを実施するために身体機能、生活、高次脳機能、嚥下機能など様々な観点から評価を行います。

2

リハビリテーション

歩行練習や立ち上がる練習などの基本的な動作の練習、更衣・入浴・食事など生活に必要な動作、また症状に応じて言語・食事などのリハビリテーションを提供していきます。
疾患の状態にもよりますが、リハビリテーションは基本的に毎日行われ、それぞれの目標に応じて必要なリハビリテーションを行います。

3

カンファレンス
医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・ケースワーカー・介護士・栄養士など患者さんに関わるスタッフが定期的に集まり、疾患の状態、リハビリテーションの進行状況や病棟での生活状況などの情報を共有します。情報を共有することで、リハビリテーションの方向性を確認するだけでなく、実際の生活場面にリハビリテーションが反映されているか確認も行います。

4

家族面談
患者さんと関わるスタッフがご家族に定期的にリハビリテーションの進行状況を説明いたします。
退院に向けて必要なことや目標を共有することで、安心して在宅復帰していただけるように努めます。

5

家屋調査・環境整備・外泊
リハビリテーションによって順調に改善していき退院が近づいてきた場合、必要に応じて専門のリハビリテーションスタッフがご自宅に伺い家屋調査を行います。退院が可能かどうか確認するだけでなく、手すりの設置や補助具、介護用ベッドの導入などの検討も一緒に行います。
また疾患の状態が良く医師の許可があれば入院中であっても一度ご自宅へ外泊し、実際に退院が可能かどうか検討していただくことも可能です。

6

退院~外来リハビリテーション・訪問リハビリテーション

退院した後に「実際に退院してみるとこういうところが困る。」「家に帰ることはできたが今度は復職を目指したい」など退院された後もリハビリテーションが必要になる場面があります。
そのような場合通院して行う外来リハビリテーションで継続したサポートが可能です。

また頻回の通院が難しい場合、ご自宅へ伺ってリハビリテーションを実施する訪問リハビリテーションというサービスもあります。

より良いリハビリテーションを提供するために

臨床力を高めるためには、教育と研究は不可欠な要因だと私たちは考えます。
教育は、自分たちが常に広く新しい知見を臨床に取り入れて患者さんへのサービス向上を図ることにつながるだけに留まりません。若手スタッフや学生教育を積極的に行うことは、自分たちの知識の整理にも役立つと考えています。

1.職場教育

充実した教育
新人スタッフには経験者が教育係としてつくだけでなく、チーム全体で臨床教育を行います。入職時に日々の業務だけでなく、画像診断やリハビリテーション介入まで研修を行います。その後も定期的に評価や面談を行い1年かけて臨床教育を行います。
また新人だけが学ぶのではなく、各スタッフは積極的に学習を続けることのできる環境が整っており、様々な研修や学会にも参加しています。

  • 認定理学療法士(脳卒中):1名
  • がんリハビリテーション研修修了者:4名
  • 大学院修士課程修了:3名
  • 博士課程修了:2名

2.学生教育

当院では多くの学校から臨床教育を受け入れており、後進の育成に力を入れています。

2026年度実習受け入れ状況(抜粋)

理学療法士
  • SBC湘南医療大学
  • 高知リハビリテーション専門職大学
  • 国際医療福祉大学 成田キャンパス
  • 帝京科学大学 千住キャンパス
  • 大阪人間科学大学
  • 八千代リハビリテーション学院
  • 東都大学幕張キャンパス
  • 千葉・柏リハビリテーション学院
作業療法士
  • 東京医療専門職大学
  • 国際医療福祉大学 成田キャンパス
  • 千葉・柏リハビリテーション学院
  • 植草学園大学
  • 国際医療福祉専門学校
言語聴覚士
  • 国際医療福祉大学 成田キャンパス
  • 東京医薬看護専門学校
  • 日本福祉教育専門学校
  • 東京工科大学

3.研究

当院リハビリテーション科は学術活動にも力を入れており、多くの学術発表や論文を発表してきました。

書籍

ほとんどが脳卒中(重度片麻痺、高次能機能障害)認知症患者への介入

・理学療法士、作業療法士のための出来る!ADL練習(南江堂)

論文・学会発表

上村 朋美
  • クリニカルクラークシップの進行に行動目標の提示と点数化が及ぼす影響

    第52回日本理学療法学術大会

  • 運動療法を拒否していた失語症患者に対する応用行動分析学的介入効果

    高知リハビリテーション学院紀要 第17巻

  • 理学療法拒否を続けていた患者に対する介入:環境調整の影響

    行動リハビリテーション 2015年 第4巻

  • 応用行動分析学を用いた臨床実習での基本的態度の会得

    第50回日本理学療法学術大会

川口 沙織
  • 重度片麻痺患者に対する段階的難易度調整を用いた方向転換練習の効果:急性期・慢性期の症例による検討

    高知リハビリテーション学院紀要 第17巻

  • Pusher症状を呈した重度片麻痺患者に対する立位練習:下腿クッションを用いた健側下肢外転の防止

    行動リハビリテーション 2015年 第4巻

  • 重度右片麻痺、半側空間無視を呈した症例に対する生体傾斜角練習装置を用いた座位練習の効果

    第50回日本理学療法学術大会

金子 涼香
  • 時間遅延法では上衣の着衣が困難であった重度片麻痺患者に対するプロンプト・フェイディング法の適応

    行動リハビリテーション 第8巻

浅川 真凜
  • Pusher症状を呈した重度片麻痺患者に対する座位保持練習

    高知リハビリテーション専門職大学紀要 2020年 第1巻

豊田 一成
  • 半側身体失認を呈した重度片麻痺患者に対する立位練習 -テープによる視覚的ガイドの有効性-

    リハビリテーションと応用行動分析 2026年 12巻

  • 非麻痺側下肢による麻痺側下肢振り出し練習 -角材による足関節踏み返し練習の効果-

    リハビリテーションと応用行動分析 2025年 11巻

  • 荷重フィードバック装置の使用により歩行時の非麻痺側下肢への荷重量が増加した一症例

    関東甲信越ブロック理学療法士学会 2024年 43巻

中川 遼香
  • Examination of reliability and validity in measuring isometric ankle plantar flexion strength using a handheld dynamometer with a belt and metal plate

    Journal of Physical Therapy Science 37巻 1号

  • 著明な脊柱アライメント不良を有する重度片麻痺患者のトイレ動作についての検討

    関東甲信越ブロック理学療法士学会 2024年 43巻

北岡 拓哉
  • プロンプト・フェイディング法を用いたトイレへの移乗動作練習

    リハビリテーションと応用行動分析 2026年 12巻

鶴崎 陽介
  • 重度片麻痺患者における長下肢装具歩行様式の違いが歩行速度と効率に及ぼす影響

    関東甲信越ブロック理学療法士学会 2025年 44巻

鈴木 豪
  • Pusher症状を有する症例に対する足の位置を変えない方法によるトイレ移乗練習効果の検討

    第62回 日本リハビリテーション医学会 学術集会

4.対外活動

当院では地域にお住まいの方に向けた教室の講師などを引き受けております。
入院患者さんだけでなく、地域の方々の役に少しでも立てるよう邁進していきます。

2014年~2023年:転倒予防教室(松ヶ丘公民館)

実績

令和8(2026)年度

令和8年度 回復期退院患者数
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャントの手術後、脳腫瘍
脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症
腕神経叢損傷等の発症若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態
29 27 28 31 30 23
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 3 4 7 7 5 5
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 3 5 2 7 6 2
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷の状態 0 0 0 0 0 0
股関節又は膝関節の置換術後の状態 0 1 2 0 1 1
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患又は手術後の状態 0 0 0 0 0 0
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令和8年度 リハビリテーション実績指数
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
リハビリテーション実績指数 41.8 42.9 38.2 52.2 43.5 48.1
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  • 在宅復帰率:83.8%
  • 回復期重症率:32.3%
  • 重症者改善率:57.4%
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